任意保険

バイク任意保険のしくみ

バイクの任意保険に加入するためには、まずは自分でどの保険会社に加入するかを決めて申し込みをする必要があります。

バイクメーカーの正規ディーラーでバイクを購入する場合などには必ず購入時に提携のある任意保険を勧められることと思います。

他にも個人や小規模事業としてバイク修理などを扱っているお店でも、何らかのバイク保険会社の代理店契約をしていることがほとんどなので、そうしたところの加入を促されることもあるでしょう。

バイク保険には日本に本社のある保険会社だけでなく外資系保険会社も多く参入しているので、資料を取り寄せてみると相当数のものを集めることができます。

しかしバイク保険として提供されている保険の内容はだいたい基本的な構造は同じであり、加入をする人の免許や年齢などの条件や、過去の保険使用状況をはかる「ノンフリート等級」によって保険料が決定されることになります。

参考>>バイク保険(任意保険・自賠責保険)|保険市場

任意保険に加入をしている場合、自賠責保険ではカバーすることができなかった対物賠償や搭乗者傷害保険、人身傷害保険、無保険車傷害保険までもを補償されるだけでなく、対人賠償保険でも自賠責保険では足りない分も補うことが可能です。

バイク任意保険を安くするためには

バイク保険は加入率が全国的にかなり低めとなっていますが、これはやはり加入に際しての保険料がかなり高くバイクの維持費を大きく跳ね上げてしまうからでしょう。

確かに全くの新規加入でバイク保険の契約をするときにはノンフリート等級は6等級からの開始となるため、ほとんど割引率がなく年間10万円近くもの保険料がかかってしまうということも珍しくありません。

なぜバイクの保険料が自動車に比べて高いのかということ、それは1回あたりの事故で起こる障害や物損の程度が大きいからにほかなりません。

裏返して考えると、バイク事故が起こった時の被害は大きいのに保険に加入している人は少ないというかなり皮肉な状況となっているわけです。

少しでもバイク任意保険の保険料を安くするためにはまず何をおいてもできるだけ事故を起こさない期間を長くするということに尽きます。

バイク保険料を決める最も大きな要素となるのはノンフリート等級です。

前年1年間に無事故(保険無適用)であるとその保険契約は翌年には1等級繰り上げで計算をされるようになります。

ノンフリート等級は最大20等級まで上がるので、最大等級になれば保険料は最初の半額程度にまですることができます。

お得な加入方法「ファミリーバイク保険」

バイク任意保険の保険料を決めるためのもう一つの重要な要素は保険者の免許証の種類です。

免許の有効期限満了日直前の誕生日の41日前の時点で過去5年間交通違反や交通事故を起こしていない人は次の免許更新時に「ゴールド免許」という色の異なる免許証を受けることができます。

ゴールド免許は別名優良運転手免許とも言われており、これがあるかどうかで保険料の見積もりもかなり変わる会社がほとんどです。

ただし保険会社によっては免許の色はあまり保険料に関係ないという方針をとっているところもあるので、逆にゴールド以外の免許の人はそうした保険会社を選ぶのがよい方法と言えます。

バイク保険料を劇的に安くする裏ワザとも言えるのが、自動車保険とセットで加入することができる「ファミリーバイク保険」の利用です。

これは加入に条件は必要にはなるものの、既に自動車保険に加入している人なら一緒にバイクの保険も付帯させることで単独でバイク保険に加入するよりもかなり安く契約をすることができます。

ファミリーバイク保険の場合、自動車保険で契約をしているサービスや補償をそのままバイクにも引き継ぐことができるので相当お得な方法であると言えます。